群馬の開運パワースポット 妙義神社とは? ご利益・見どころは? 怖いほど美しい山の聖域

群馬

ずっと気になっていた山がありました。群馬県の妙義山です。

高速道路から見えるたびに、あの異様な岩の形が気になっていたのですが、実際に近くまで行ってみると、その印象は想像以上でした。

普通の山とは明らかに違う、巨大な岩の城のような姿。

その山のふもとに、あんなにも美しい神社があるとは思っていませんでした。

長い時間をかけて作られた、山に沿ってうねる長い石段、大きな鳥居、国の重要文化財にも指定される荘厳な社殿。

その一方で、やわらかく響く風鈴の音や、群生する白いヒメシャガの花、風に揺れるたくさんの御神木の気配。強さとやさしさが同時に存在している、不思議な空間でした。

今回は、妙義神社の見どころをたどりながら、この場所に満ちる圧倒的な空気の感じ方をご紹介します。

妙義神社とは?

妙義神社の創建は古く、社記によれば、「宣化天皇二年(537)に鎮祭せり」と伝わります。もとは「波己曽(はこそ)の大神」と称され、後に妙義と改められました。

江戸時代には徳川将軍家の崇敬を受け、現在の社殿の多くは、江戸中期(18世紀半ば)に再建されたものです。

境内へ足を踏み入れると、その重厚さと美しさの理由がすぐに伝わってきます。

まず圧倒されるのが、山そのものの存在感です。

妙義山は、火山活動と長い間の浸食によって形成された奇岩の山で、日本三奇勝のひとつにも数えられ、白雲山、金洞山、金鶏山など、いくつもの岩峰が連なっています。ただ美しいというより、少し怖い。でも、その怖さがそのまま美しさになっている。

妙義では、山そのものに圧倒される感覚が強く残りました。

妙義神社のご利益は?

妙義神社の御祭神は

日本武尊(やまとたけるのみこと)
豊受大神(とようけのおおかみ)
菅原道真公
権大納言長親卿

とされています。日本武尊が東征の帰路、この地で妙義山の神々を祀ったことが起源とも伝えられています。

ご利益は「開運・厄除け、商売繁昌、火防、学業成就、縁結び、農耕・桑蚕」など幅広い願いに応える神々として知られます。

妙義神社の見どころは?

妙義神社は、公式サイトによれば「境内の上部が神域で、下の方は旧寺域」だったそうです。本殿や銅の鳥居、立派な石垣をはじめ江戸時代からの建造物が多く残り、歩くだけでもあたりの静けさとのギャップに圧倒されます。

石段:下の区域の石段は、中央部分はきれいに整えられていますが、両端は江戸時代からのままなのではないかと思われるような、ごつごつした石がたくさん混ざっています。このまま山頂までこの石の土壌が続いていることが体感できて、なにかわくわくします。

大の字:見上げると、鳥居越しにそびえ立つ山肌には、白く輝く鉄製の「大」の文字が(鎖で登れる絶景スポットだそうですが、それはまた別の機会に…)。神仏習合の妙義大権現の大の字で、遠くからでも拝めるように江戸時代に作られたそうです。

三本杉:唐門の石段の上、銅鳥居の左手に大きな3本の杉があり、その間に立つ人を見かけました。石段の下の地図にもここに赤い丸がつけてあります。不思議な気の流れがある妙義神社一のパワースポットとして知られ、ここから本殿に向かい開運を祈願するとよいそうです。この日は人がたくさん待っていて体験はできませんでした。でも、ここだけでなく、随所でとても心地よい御神気を感じました。

山に向かって上っていく間に、総門、随神門、唐門と、次々に結界を越えていくような構造になっています。その間も左手に続く花々の眺めと鳥の声、風鈴の音に、天国ってこういうところかも…みたいな気持ちにさえなりました。ところどころに、麓を見下ろす空間があり、景色に向かってパイプ椅子が並んでいたりするところも気持ちが和らぎます。

本殿:最後に165段の石段を上り切ると、本殿のエリアに着きます。1756年建立の社殿は、細かいところまで美しい彫刻が施された見事なものでした。境内はとても清浄で、山の中に溶け込むような静けさと、澄んだ空気に満ちています。

天狗社:本殿の裏に回ると、天狗社がありました。妙義山は古くから修験道の山としても知られ、山伏たちが修行を行ってきた場所です。

天狗も、人が山に抱いてきた畏れや緊張感の象徴のように感じられます。山を見上げていると、昔の人が「人ではないもの」の気配を感じた理由が、少しだけわかる気がしました。

実は一番心に残った聖域とは?

そして実は今回、最も心身に残ったのが、天狗社をお参りしたあと、本殿右側の北門に抜けた登山口が始まる水神社〜愛宕社エリアです。

まず目に入る、影向岩(ようごういわ)とよばれる、大きな岩は、実は妙義神社の原点である「波己曽大神」が降臨した磐座とされる場所で、このあたり一帯が聖域だったそうです。確かに影向岩の下には小さな祠があるほか、周囲にも奇岩や古い石塔がいくつもあり、龍神が宿るとされる水神社と愛宕社(火難避け)という、最も根源的な自然信仰の形が残る小さなお社もありました。

あたりには満開のヒメシャガの白い花が再び咲いていて、登山口からさらに奥の院へと修行の道が始まることがよくわかる、本殿とはまた違うぴりりとした空気に満ちていました。

しばらくここで、パワーをいただいて山を降りました。

帰り道には、いつまでも空が赤い夕焼けに染まっていました。

妙義神社へのアクセス

妙義神社
 御祭神
  日本武尊
  豊受大神
  菅原道真公
  権大納言長親卿
住所:群馬県富岡市妙義町妙義6
アクセス:JR高崎駅より信越線 松井田駅で下車 タクシーで10分
     信越線 磯部駅からはタクシーで15分
     車:関越・上信越自動車道 松井田・妙義ICより車で5分
     近くの「道の駅みょうぎ」の無料駐車場に駐車がおすすめ(公式サイトより)
開門時間:社務所 9:00-17:00

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