大宮八幡宮はなんの神様? ご利益は?まわり方は?安産祈願で有名な“東京のへそ”

東京

お天気のいい週末。どこか広くてゆったりしていて、気持ちのいい場所に行きたい。。。夫と相談して、杉並区にある大宮八幡宮にお参りに行きました。

こちらへ最初に訪れたのは、子どもたちと一緒の夏祭り。ママ友でもある同僚と、数家族でよく出かけていた頃でした。駐車場で車を降りると、ここに出店が並んでいたことを思い出しながら境内に進みます。今回は記憶をたどりつつ、いまの大宮八幡宮の味わい方をご紹介します。

大宮八幡宮はなんの神様?

大宮八幡宮には、文字通り「八幡さま」である応神天皇(おうじんてんのう)、そしてその父君、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と母君である神功皇后(じんぐうこうごう)が祀られています。

八幡さまは、実は日本でもっとも広く信仰されている神のひとつで、武運・守護の神であると同時に、子どもや家族を見守る存在としても知られています。この日も、次々に子ども連れの人たちがやってきて、お参りしていました。

大宮八幡宮の八幡さまは、1063年、源頼義によって創建され、京都の石清水八幡宮から勧請されたのが始まりと伝わります。公式サイトでの、前九年の役が起きたところから始まる、創建に至る御由緒のシーンがとても美しいです。

この乱を鎮めよとの勅命をうけた鎮守府将軍・源頼義公の軍がこの大宮の地にさしかかると、大空には白雲が八条にたなびいて、あたかも源氏の白旗がひるがえるような光景となりました。源頼義公は、「これは八幡大神の御守護のしるしである」と喜ばれ、乱を鎮めた暁には必ずこの地に神社を構えることを誓って、武運を祈り出陣されました。

その言葉通り、奥州を平定して凱旋される時にこの地に創建されたのが、大宮八幡宮です。

大宮八幡宮のご利益は?

大宮八幡宮は、安産や子育てのご利益、とくに戌の日の御祈願をする場所として篤い信仰が寄せられる神様です。私も、安産のお守りをもらったことを思い出しました。緯度経度が東京のほぼ中央に位置することから「東京のへそ」とも呼ばれます。

都内で3番目に大きいと言われる約1万5000坪の広い境内には、木々に囲まれ、ゆるやかに開けた空間が広がっています。3方の鳥居から参道があるためなのか、歩いていると、気が滞らず、抜けていくような感じがします。

大宮八幡宮のまわり方は?

大宮八幡宮のもうひとつの魅力は、境内社の多さです。小さな社が点在していて、歩きながら一つひとつ手を合わせていくのが楽しい時間です。

主な境内社は以下の通りです:

  • 大宮天満宮(学問の神・菅原道真公)
  • 大宮稲荷神社(五穀豊穣・商売繁盛)
  • 大宮三宝荒神社(火と台所の守護神)
  • 若宮八幡神社(八幡神の若宮)
  • 白幡宮(源氏ゆかりの神)
  • 御嶽榛名神社(山岳信仰・自然信仰)
  • 多摩清水社(湧水・水の神):御神水(延命長寿・厄除け開運)をいただけます

御神輿庫には、大きくて透明なガラスごしに大小さまざまな32基のお神輿が飾られているのが見えます。

背の高い御神木も多く、入り口の神門横に立つ男銀杏・女銀杏(夫婦銀杏)、菩提樹、カヤの幹から犬桜の木が伸びている共生(ともいき)の木、クスノキ、ヒノキなど、見上げながらあちこちで手を合わせ、漂っている間にも、次々に子ども連れの家族がやってきて、お参りしていきますーーいいものがぎっしり詰まった、宝箱のようなありがたい場所だな…と改めて思いました。

大宮八幡宮のお楽しみは?

参拝を終えたあと、今日はそのまま帰らずに、神社の外へ出てみることにしました。
弓道場の練習の声を聞きながら、北側の鳥居の方へ。旧境内地には弥生時代の祭祀遺跡(方形周溝墓)や族長の住居跡があり、善福寺川を挟んで聖地と日常が分けられていたことがわかります。分けられている感じも地続きで、実際に川を渡り、和田堀公園の方まで歩いてみると、本当に気配の違いがあるのです。

テーブルと椅子が並び、おいしそうなメニューが並ぶ売店に吸い寄せられつつ、公園の中へ入っていくと、大きな池のまわりに、ザリガニを探す子どもたち。見守るお父さんとお母さんに、男の子が大切そうに、もう動かないザリガニを渡します……イヤそうに受け取るお母さん。

そのまま、なんと釣り堀まで発見しましたが、貸切で中の様子はうかがえず、池のまわりを一周して神社に戻ります。ただのんびり歩くだけでしたが、歩いているうちに、幸福感に満たされていきました。

神社を出て、公園を歩いて、池のまわりをまわり、また戻ってくる。
以前は点として訪れていた場所が、今日はゆっくりと円を描いていました。

子どもと一緒に歩く時間は過ぎて、いまは夫と二人で歩いているのに、不思議と子ども連れの家族と自分たちが重なり、あの日と今日がどこかでつながっているような気がしました。ここでは、時間はまっすぐに進むだけではなく、静かに円を描いているのかもしれません。。。

この日は大事な己巳の日で、金運アップの神社が気になりつつ、でもなんとなくこちらに向かったのですが、それでも池のまわりを歩いているうちに、巡り巡っていくものの中に自分がいる感覚があって、それで十分な気がしました。

大宮八幡宮へのアクセス

大宮八幡宮
 御祭神 
  応神天皇
  仲哀天皇
  神功皇后
住所:東京都杉並区大宮2-3-1
アクセス:京王・井の頭線「西永福駅」下車 徒歩7分
参拝時間:6:00-18:00(4月−9月)/6:00-17:00(10月−3月)
        9:30-16:30(御祈願受付)

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