山中湖のパワースポット 石割神社―“鬼滅の聖地”の言い伝えとは? 駐車場と御朱印の場所は?

神社

お天気のいい休日、ふと思い立って山中湖へ。石割神社に参拝してきました。

長い階段と山道を登った先に、突然現れる巨石。その強烈な存在感から、古くよりパワースポットとして知られ、最近は「鬼滅の刃」の聖地としても名前が挙がる場所です。実際に歩き、体で感じた石割神社の魅力と、参拝に役立つ基本情報をまとめました。

山中湖のパワースポット、石割神社とは?

石割神社は、山梨県・山中湖村にある、標高およそ1400mの石割山中腹に鎮座する古社です。
鳥居をくぐると、いきなり視界いっぱいに飛び込んでくるのが、上まで続く石段。403段あるそうで、まずここで覚悟が求められます。

石段がやっと終わった、と思ったら、え、まだ続くの?という試練を数回乗り越えると、さらに20分ほどの山道が続きます。ところどころ傾斜も急なので、飲み物と登山靴があると安心です。

その一方で、登るにつれて木々の間から富士山や山中湖がちらりと見えてきて、確かにこの道行きだけでもパワーをもらえます。いくつか休憩地点も用意されていて、みんな思い思いに過ごしていました。

やがて御神木のカツラの木が現れ、その奥に突然、しめ縄をまとった巨大な岩が現れます。ここから一気に空気が変わるのを感じました。

石割神社は「鬼滅の刃」の聖地?

石割神社が「鬼滅の刃の聖地」と呼ばれる理由は、ご神体である石割の岩にあります。
高さ約15mのこの巨石は、中央に大きく割れ目が入った、漢字の「石」の字の形に割れていると伝えられています。

奥へ進むと、巨大な岩が真っ二つに裂け、その割れ目の間を実際に通ることができます。作中で描かれる修行の場面や、岩を断ち割る象徴的な描写と重なることから、ファンの間で聖地的に語られるようになりました。
公式にモデルとされたわけではないようですが、実際にこの岩を前にすると、物語が生まれる以前の、もっと古い時間に触れているような感覚を覚えます。

石割神社の言い伝えとは?

石割神社の御祭神は天手力男命(あめのたぢからおのみこと)。天岩戸に隠れた天照大神を岩戸の外へ引き出し、太陽の力を復活させた神として知られ、力・開運・物事を動かす神として古くから信仰されてきました。

石割の岩は、その天手力男命の御神威によって割れたものとされ、岩の割れ目を時計回りに3周すると開運する、という言い伝えが今も残っています。石割神社の手前にあった、文字が薄くなった説明板には次のようにあります。

昔からの言ひ伝へは天の岩戸で大岩石が石の字形に割れ、高さ二丈もある眞中を巾二尺余り鋭い刃物で切り下した様に開けその合間を三回くぐり通ることにより開運が生れると云はれて神通力をいただく、又その割れ目から滴り落ちる水は眼病や皮膚病にきき、砂は浴用にもちゐられる。

実際に、巨石の裂け目に近づいた瞬間、頭がずんと重くなったような感覚がありました。
寒さや疲労の影響もあったと思いますが、
それでも体が先に反応していたような感じです。
石割の岩を3周回って開運を祈願。
割れ目では幅60センチの通路が続き、とても狭くてドキドキしますが、それ以上に心に残ったのは、
人が何百年、何千年もの間、この山中の巨石に向き合い、祈りを捧げてきた時間の厚みでした。

石割神社からさらに20分ほど登ると石割山の頂上へ。来た道を戻るコースだと往復で約2時間、ハイキングとしてはやや本格派ですが、
山頂からの眺めはさらに格別です。富士山と山中湖を一望でき、「来てよかった」と素直に思える景色でした。

石割神社の駐車場と、御朱印の場所は?

石割神社は、山中湖畔、平野地区を入ってたどり着くことができます。
神社の鳥居の手前、石割山ハイキングコース入口付近にゆったり20台程度は停められそうな駐車場があります。
御朱印は、石割神社の境内では授与はありません。近くにある平野天満宮か、宿泊施設「リゾートイン愛」でいただくことができます。

帰り道には、すぐ近くにある「石割の湯」へ。地元の方々にも親しまれている気持ちのいいお湯と、露天の澄んだ空気に、山歩きで疲れた体がのんびりほどけていきました。

締めくくりには、そこから車で10分ほどの山中湖沿いにある「郷土料理 庄ヤ」で名物のほうとうをいただいて、心身あったまるのがおすすめです。

石割神社は、「願いを叶えてもらう場所」というより、
自然の中に突然現れる理解を超えた存在から、その圧倒的な力を静かに分けていただくーーそんな特別な場所でした。

石割神社 (山中湖観光協会サイト) 
御祭神 
 天手力男命

住所:山梨県南都留郡山中湖村平野1979
アクセス:富士急行線「富士山駅」バス 35分 平野バス停 徒歩 
 東富士五湖道路「山中湖IC」車 15分 石割山登山口駐車場 徒歩

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